「宇宙空間での一人でのサバイバル映画」ということで、「ゼロ・グラビティ」のような映画かと思ったけど、随分と違う映画だった。ゼロ・グラビティは様々な要素を究極までに削ぎ落としたソリッドな映画で、アトラクション感覚のノンストップ映画だったのに比べると、もっとオーソドックスなSF映画に近い。
「プロメテウス」でもそうだったけど、惑星の引きのショットや宇宙船の外観などは素晴らしい。火星をローバーで走っていく映像は圧巻。
サバイバルというと壮絶なイメージだけど、この映画では軽快な音楽と知恵と工夫でポジティブに困難を解決していくサクセスストーリーというイメージのほうが合っている。
リドリー・スコットの映画は何と言っても映像美だなと、再確認。
個人的には結構好きな「プロメテウス」の続編が楽しみ。
まあストーリー云々というより、アメコミ映画はアクションが楽しめれば良いよね!
アクションシーンのカッコ良さや爽快感は凄かった。
特に、空港での大乱闘スマッシュブラザーズな乱闘シーンは非常に面白かった。
シリアスなキャラクターばかりではなく、スパイダーマンやアントマンのようにコミカルなキャラクターが入ってくると、スパイスが効いて軽快なアクション映画になる。
数あるキャラクターの中でも、スパイダーマンはやはり別格というか、華がある。
スパイダーマンとアントマンがメインの映画は非常にダイナミックで面白くなりそうなので、観てみたいと思った。