スティーブン・チョボスキー
★★★★★
クリス・モーカーベル
★★★
吉田大八
★★★★
ジェームス・ワード・バーキット
ダン・ギルロイ
ガイ・リッチー
アンドリュー・ニコル
アンソニー・ルッソ ジョー・ルッソ
トーマス・マッカーシー
ガイ・ファーランド
ムラーリ・K・タルリ
バー・スティアーズ
マシュー・ヴォーン
テリー・ギリアム
★
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
スティーヴン・ダルドリー
まず、オリジナル曲の出来が素晴らしい。
マルーン5のアダム・レヴィーンはミュージシャンだからもちろん良いんだけど、キーラ・ナイトレイの歌もすごく良い。
サントラもかなりオススメ。
ジョン・カーニーという監督は、「ONCE ダブリンの街角で」以来の9年ぶり2作目ということなので、かなり作品のペーストしては遅い。
というか本業はミュージシャンなのかな。
「ミュージシャンが撮る映画」という方が適切なのかも。
ちなみに、話の作りとしても「ONCE ダブリンの街角で」に非常に似ているので、この監督の引き出しは非常に少ないのかも(笑)
とにかく、この監督からは音楽への愛情と情熱を感じる。
音楽を聴きながらニューヨークを練り歩くシーンでの「何気ない風景も音楽があれば真珠に変わる」(というようなニュアンス)のセリフが凄く好き。
まさに監督の言葉をそのまま代弁したセリフなのだろう。
バンドのシーンも、頭の中でアレンジが浮かんでくる演出も良いし、路上での演奏も場所を色々と変化させていくので全く飽きずに見れる。
1点ツッコミ所としては、路上で録音したらあんなに綺麗な音源にはならないだろう。
音源はどう考えてもスタジオ録音だろうけど、まあこれは仕方ないと思う。
マルーン5のアダム・レヴィーンは「売れてしまったが、デビュー前の新鮮な気持ちを忘れてしまったミュージシャン」というような立ち位置の役なので、ちょっと意地悪な配役だなと思った(笑)
レコード会社や音楽ビジネスへのアンチテーゼのメッセージも感じた。
音楽好きな人は非常にオススメの映画。