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リップヴァンウィンクルの花嫁[2016]

岩井俊二

全てが偽物で、全てが本物。
★★★★

岩井俊二は実写作品の邦画としては「花とアリス」以来の作品。
配信限定版で観たので2時間くらいだったが、劇場版では3時間くらいらしい。配信限定版はかなりカットされているようだ。

ネットが当たり前になった時代の、人間関係の軽薄さや偽物感の中で、ひたすら受け身の主人公が様々な出来事に巻き込まれていく。

綾野剛の胡散臭さが何とも言えないリアリティを感じさせる。まんまと口車に乗せれられていく主人公。全てが偽物のようで、”受け止め方”によって本物にも成り得る。

ハッピーエンドなのか良く分からない最後も良かったな。解釈は観ている側にほっぽり投げる感じも。